『エストで学んだことは、今もデザインの仕事で活きています』
平成11年 卒業生 多摩美術大学情報デザイン学科
現在 グラフィック・ウェブデザイナー
私が美術受験に向けて本格的に勉強を始めたのは、高校3年生の春にエストに通い始めてからでした。 通い始めた当初はデッサンの本当の描き方も分からず大変でしたが、 何度も描き、先生方の丁寧なレクチャーや、時に厳しい講評を受けることで、 徐々にデッサンの描き方、そしてデッサンを描く意味を理解していくことができました。
現在私は東京でフリーランスデザイナーをしています。 私の世代くらいから、デザイン作業を完全にPC上だけでのみ行うようになりました。 ですから、例え絵が描けなくてもデザインをすることはできます。 しかし、実際に頭に思い描いたイメージを具体的に視覚化し検証するためには、 実際にイメージを描き起こせる能力が必要です。 デッサンはそのために必要な、大切な技術です。 その大切な技術を、エストで一から学びました。 おかげで、アイデアを具体的なビジュアルとして提案することができ、現場の人たちで同じイメージを共有をすることができます。
つまりエストで学ぶことは、ただ美大受験をクリアするためのものだけでなく、以後の制作者としての人生の中で、ずっと活用していくものなのです。
これから美大受験を目指される方にとって、美術予備校で学ぶことは、初めてのこと、分からないこと、とまどうことばかりだと思います。 私もそうでした。 ですがエストの先生方は、夢に向かって日々奮闘するみなさんを、真剣にサポートしてくださいます。そして同じ目標にむかって励む先輩方や仲間達もいます。 そんな、好きなことに一生懸命になれる空間に、勇気を持って飛び込んでみてください。 その一歩が、未来のあなたの生き方を自ら描く、第一歩になります。